(初めに)
 僕が東大に入って気づいたのは、自分がいかに金融リテラシーがないかということだった。
 リテラシーとは「読み書きする能力」と訳されるが、要はその分野についての知識とか作法みたいな意味でとらえている。

 金融リテラシーとは、金融についての知識とそれを自分のために利用するスキルだと考えてる。僕を含めて日本人の多くが金融についての知識を持っていないと思う。

 でも、これは当たり前のことだと思う。だって義務教育課程で誰も教えてくれないからだ。もちろん、学校の先生達も正直なところ金融についての知識はほとんど持っていない。

 さらに踏み込んで考えるともっと奇妙な現実がある。現在、世界のほとんどの国々は資本主義を採用している(中国は自称社会主義だけど経済は市場経済化してるし、社会主義をとってるのはキューバや北朝鮮みたいなほんの1握りの国家に限られる)。なのに、僕らは「資本主義」という名前は聞いたことがあってもそのシステムや原理についてはほとんど知らない。

 この状況を例えるならば、ゲームのルールについてよく知らないのになんとなくゲームをプレーしているようなもんだ。そんな状態でゲームに勝てるだろうか?

(資本主義について)
 資本主義について簡単に説明する。
 資本主義社会には、生産手段(工場とか原材料のこと:資本)を持ってる資本家と労働力を持つ労働者がいる(資本主義では労働者の労働力は商品として労働市場で取引される。就活って要は労働市場で自分を企業に売り込むってことだね)。

 資本家は労働者を雇って、生産手段を使って商品を生産するんだ。この商品は車や家電みたいな物だけじゃなく、サービスも含む。そして資本家は商品を売って、そこから生産費(原料と労働賃金)を差し引いた額を利益として獲得するんだ。

 労働者(要はサラリーマン)は資本家からお給料(労働賃金)をもらうんだけど、実は労働者はもらった賃金分以上の価値を生産していて、それが資本家の利益になるんだ。つまり、資本主義では資本家が得をするシステムになっているわけだね。

(金融について)

 さっきの資本主義の話と金融の話に何の関係があるのかって思った人もいると思う。まずは金融って何?って話から始めようと思う。

 金融っていうのは「余裕のあるおを、お金を借りたがっている人に通する」ってことなんだ。つまり、余ったお金を誰かに貸し付けるってこと。

 じゃあ、この金融と資本主義がどう結びついているのかというと、金融を通じて僕らも資本家になれるってことなんだ。さっき資本家は生産手段を持ってるって書いたけど、お金も重要な生産手段なんだ。お金があれば原材料が買えるし労働者も雇えるからね。

 そこで、僕たちも余ってるお金をいくつかの方法を使って他人に貸し付ければ資本家になれるし、利益を受け取れるんだ。これはとても魅力的な話だよね。さらに、金融において重要な「複利」を使うとこの利益をもっともっと大きなものにできるんだ。この「複利」の話はまた次回に‼


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読者さん、初めまして。僕は「わらい男」と言います(攻殻機動隊が好きなので)。

今僕は現役東大2年生(文科2類)です。このブログでは日々自分が興味を持ったこと、考えたこと、今やっていることについてきの向くままに書いていこうと思います。

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―追記(2019.5.21)―
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