学校生活、会社生活が始まりましたね。最近は急に熱くなってきて早くも初夏の訪れを感じますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?僕はというと、トランプ発言のせいでGW早々荒れ模様な相場で四苦八苦してます。(ダウが下落してる隙にさらに米国株式投資信託を購入しましたが、吉と出るか凶と出るか)
 今日は前回に引き続いて投資信託の説明です。今日は、アクティブとインデックスという2つの大きな投資信託の種類を説明したいと思います。


(ファンドの種類)
 どんなモノにも種類があるように投資信託にも多くの種類があります。分類の仕方としては、「投資先の商品」による分類と「運用方針」による分類があります。前者は、日本株式や外国債券など、どの金融商品に投資しているかで分類します。後者は、そのファンドがどのような運用方針で運用されているかで分類します。今回は、後者の運用方針による分類によるアクティブファンドとインデックスファンドの違いを説明します。

(インデックスファンド)
 投資信託のオーソドックスな運用方針はインデックスです。インデックスファンドはインデックスに連動した運用成績を目指して運用されるファンドです。

 では、インデックスとは何か?インデックスは日経平均株価やダウ平均株価、S&P500などの株価指数のことを指します。つまり、インデックスファンドはこれらの株式指数に連動するように運用されるファンドということになります。

 なので、日経平均株価が上昇すればファンドの基準価格も上がりますし、逆もしかりです。そのため、インデックスファンドでは株価指標の上昇とファンドのリターンが似た値を示します。株価指標が1年間で10%上昇すれば、ファンドの1年あたりのリターンもだいたい10%になります。

(S&P500(米国株式の指標):1年)
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(S&P500に連動するインデックスファンドの基準価格:1年)
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 こう見ると、インデックスファンドがいかに株価指標に連動しているかが分かると思います。インデックスファンドが長期運用に向くのは、長期間保有することで経済発展の恩恵を受けることができるからです。その国の経済発展に伴って資産の長期的な資産成長が期待できるのです。


(アクティブファンド)
 インデックスファンドに対して、アクティブファンドはその名前の通り積極的な運用によってインデックス以上のリターンを狙う運用方針です。つまり、インデックスが1年で10%上昇した時に、10%以上のリターンを得られるように運用されるのがアクティブファンドです。

 アクティブ運用のために、ファンドを管理するファンドマネージャーは大きな成長が期待される銘柄を選定して集中投資します。そのため、アクティブファンドはインデックスファンドに比べて組入銘柄数が少なくなります(分散投資の観点からはやや不安定となります)。

 また、成長銘柄を見極めるための情報収集等でコストがかかるため、信託報酬というコストがインデックスファンドに比べて高くなります。その代わり、優秀なファンドマネージャーが運用するアクティブファンドはインデックスファンドのリターン(利益)を大きく上回ります。

 とはいえ、インデックスファンドに比べてリスクも大きくなるため、購入する比率はインデックスファンドに比べて少なくするのが無難です。また、流動的な市場で絶えずアクティブ運用することは困難で実際にアクティブ運用ができているファンドは全体の40%と言われています。

(MSCI ACファーイースト(アジア株の株価指標):2004-2019)
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  青線で2004年から2019年で2.3倍になったことが分かる。

(MSCI ACファーイーストに対するアクティブファンド:2004-2019)
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 2004年が1万円台だったのが2019年は5万円台に到達したことが分かります。つまり上のインデックスに対して2倍以上のリターンを実現していることが分かります。このファンドはアメリカの大手投資銀行のJP.モルガンが運用しています。このように、アクティブファンドはどの企業の誰が運用しているかが重要なポイントになります。

 インデックスファンドとアクティブファンドの違いが分かってもらえましたか?この違いは投資信託を選ぶうえで重要なポイントになります。

 投資に回せる金額が少ない最初のころはインデックスファンドに投資することをお勧めします。余裕が出てきたらアクティブファンドを一部組み込んでみるのもいいでしょう。アクティブファンドはあくまで補助的な位置に置くのがいいと個人的には考えています。

 最近、東大で投資の話ばかりしていたら結構興味を持ってくれる人が多くてうれしいです。今後も金融商品についての分かりやすい説明をしていきたいと思うので、是非読んでみてください‼

(参考:内藤忍「資産設計塾」第4版、2015、自由国民社)

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