(初めに)
前回の最後に次回は複利運用のための具体的な方法を紹介すると書いたね。今回紹介するのは、複利運用の中でも最も安定的かつ初心者が少額から始めやすい「投資信託」について紹介するよ‼
(投資信託とは)
投資信託は多くの個人投資家からお金を集めてファンドを作り、集めた資金を株式や債券などに投資して資産の成長を目指す。投資信託の特徴は何と言っても小額から様々な金融商品の投資できることだ。
例えば、日本企業の株式を購入しようと思うと最低でも数万円から数十万円かかる(UNIQLOを経営するファーストリテイリングなんかだと600万円かる笑)。資金に余裕のある人物でなければ日本株式には投資できないんだ。
また、たとえ購入できても1つの商品にのみ投資することにはリスクが伴う。例えば、その株式が何らかの理由で株価が50%下落したとしたら、50%の損益を被ることになる。
そこで、投資の世界では複数の商品に分散して投資する「分散投資」が重要視される。そして、投資信託の最大の特徴は簡単に分散投資できる点にもある。
投資信託は複数の金融商品や同じ金融商品でも複数の銘柄に分散投資することで資産の値下がりリスクに備えているんだ。また、バランス型投資信託はそれだけで実質的に複数の金融商品に分散投資することができる。以下に分かりやすく示すと、
日本株式投資信託←A企業株式
B企業株式
C企業株式 A~Jまでの企業株式に分散投資したことになる
(略)
I企業株式
J企業株式
バランス型投資信託←日本株式
先進国株式
途上国株式 世界中の金融商品の分散投資したことになる
日本国債
先進国国債
途上国国債
個人が上記のような分散投資(ポートフォリオを組むとも言う)をしようとすると、多額のお金と「どの金融商品が良くてどのくらいの比率で組み入れたら良いのか」を検討するための膨大な時間・労力がかかる。
一方で投資信託はファンドにもよるが数百円~1000円単位で購入ができる。そのうえ、金融について自分よりはるかに専門的な知識を持ったプロが運用してくれるし、小額から分散投資ができるというメリットがあるんだ。どう魅力的でしょ?
(投資信託で複利運用)
では、投資信託で複利運用するとはどういうことなのか?投資信託にはトータルリターンという尺度がある。これは投資信託の価格が一定期間中に何%増加したかを表す。
例えば1年のトータルリターンが10%なら1年間で投資信託の価格が10%増加したことになる。この時、増加した分の価格は前回説明した利子と同義として考えられる(10%価格が増加したなら、その分を利子と考える)。
今、最初に100万円分投資信託に投資し、1年間のトータルリターンが10%だったとする。この時、1年後には110万円、2年後には121万円、3年後には133万円、4年後には146万円に資産が成長する。
ここで、複利運用ではなく毎年元金の100万円に10%の利子が付く場合と比較してみよう。1年後には110万円、2年後には120万円、3年後には130万円、4年後には140万円になる。
もう皆さんも気づいたかも知れないけど、複利運用したほうが資産の成長速度が速いことが分かるよね。これが複利の力だ。投資信託はこの複利の力を利用して資産を成長させる最も簡単な方法だといえる。
(僕の運用例)
実際に僕も投資信託で資産運用してる。まだ僕は運用開始して半年だけど(証券会社で口座開設できるのは20歳以上。親も口座を作る場合は別だけど)それなりのリターンを得てる。
僕は日本株式はETF(後々説明するよ)で持ってるから投資信託はバランス型が1銘柄、米国債券が1銘柄、米国株式が2銘柄の合計4銘柄に分散投資してる。
実は、数週間前までは日本国債の投資信託を1銘柄持ってたんだけど、あまりにも利回りが悪いから解約したんだ。投資信託の選び方のポイントや種類はまた次回以降で説明するけど、今回はとりあえず自分の運用状況だけをお見せしようと思う。
(銘柄名) (概算評価額) (評価損益)
・ひふみプラス(バランス型):304,168円 14,167円
・フィデリティ・US・ハイ・イール(米国債券):85,346円 635円
・楽天・全米株式インデックス(米国株式):133,094円 7,591円
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(米国株式):132,162円 7,661円
合計654,860円 30,054円(4.5%)
次回は、投資信託の種類や選びかたのポイント、投資信託を使った分散投資の方法を紹介したいと思う‼
(※投資は自己責任でお願いします。本ブログは特定の金融商品や特定銘柄の購入を促す目的はありません。本ブログを参考にして発生したいかなる損失についても運営者は責任を負いません。)
前回の最後に次回は複利運用のための具体的な方法を紹介すると書いたね。今回紹介するのは、複利運用の中でも最も安定的かつ初心者が少額から始めやすい「投資信託」について紹介するよ‼
(投資信託とは)
投資信託は多くの個人投資家からお金を集めてファンドを作り、集めた資金を株式や債券などに投資して資産の成長を目指す。投資信託の特徴は何と言っても小額から様々な金融商品の投資できることだ。
例えば、日本企業の株式を購入しようと思うと最低でも数万円から数十万円かかる(UNIQLOを経営するファーストリテイリングなんかだと600万円かる笑)。資金に余裕のある人物でなければ日本株式には投資できないんだ。
また、たとえ購入できても1つの商品にのみ投資することにはリスクが伴う。例えば、その株式が何らかの理由で株価が50%下落したとしたら、50%の損益を被ることになる。
そこで、投資の世界では複数の商品に分散して投資する「分散投資」が重要視される。そして、投資信託の最大の特徴は簡単に分散投資できる点にもある。
投資信託は複数の金融商品や同じ金融商品でも複数の銘柄に分散投資することで資産の値下がりリスクに備えているんだ。また、バランス型投資信託はそれだけで実質的に複数の金融商品に分散投資することができる。以下に分かりやすく示すと、
日本株式投資信託←A企業株式
B企業株式
C企業株式 A~Jまでの企業株式に分散投資したことになる
(略)
I企業株式
J企業株式
バランス型投資信託←日本株式
先進国株式
途上国株式 世界中の金融商品の分散投資したことになる
日本国債
先進国国債
途上国国債
個人が上記のような分散投資(ポートフォリオを組むとも言う)をしようとすると、多額のお金と「どの金融商品が良くてどのくらいの比率で組み入れたら良いのか」を検討するための膨大な時間・労力がかかる。
一方で投資信託はファンドにもよるが数百円~1000円単位で購入ができる。そのうえ、金融について自分よりはるかに専門的な知識を持ったプロが運用してくれるし、小額から分散投資ができるというメリットがあるんだ。どう魅力的でしょ?
(投資信託で複利運用)
では、投資信託で複利運用するとはどういうことなのか?投資信託にはトータルリターンという尺度がある。これは投資信託の価格が一定期間中に何%増加したかを表す。
例えば1年のトータルリターンが10%なら1年間で投資信託の価格が10%増加したことになる。この時、増加した分の価格は前回説明した利子と同義として考えられる(10%価格が増加したなら、その分を利子と考える)。
今、最初に100万円分投資信託に投資し、1年間のトータルリターンが10%だったとする。この時、1年後には110万円、2年後には121万円、3年後には133万円、4年後には146万円に資産が成長する。
ここで、複利運用ではなく毎年元金の100万円に10%の利子が付く場合と比較してみよう。1年後には110万円、2年後には120万円、3年後には130万円、4年後には140万円になる。
もう皆さんも気づいたかも知れないけど、複利運用したほうが資産の成長速度が速いことが分かるよね。これが複利の力だ。投資信託はこの複利の力を利用して資産を成長させる最も簡単な方法だといえる。
(僕の運用例)
実際に僕も投資信託で資産運用してる。まだ僕は運用開始して半年だけど(証券会社で口座開設できるのは20歳以上。親も口座を作る場合は別だけど)それなりのリターンを得てる。
僕は日本株式はETF(後々説明するよ)で持ってるから投資信託はバランス型が1銘柄、米国債券が1銘柄、米国株式が2銘柄の合計4銘柄に分散投資してる。
実は、数週間前までは日本国債の投資信託を1銘柄持ってたんだけど、あまりにも利回りが悪いから解約したんだ。投資信託の選び方のポイントや種類はまた次回以降で説明するけど、今回はとりあえず自分の運用状況だけをお見せしようと思う。
(銘柄名) (概算評価額) (評価損益)
・ひふみプラス(バランス型):304,168円 14,167円
・フィデリティ・US・ハイ・イール(米国債券):85,346円 635円
・楽天・全米株式インデックス(米国株式):133,094円 7,591円
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(米国株式):132,162円 7,661円
合計654,860円 30,054円(4.5%)
次回は、投資信託の種類や選びかたのポイント、投資信託を使った分散投資の方法を紹介したいと思う‼
(※投資は自己責任でお願いします。本ブログは特定の金融商品や特定銘柄の購入を促す目的はありません。本ブログを参考にして発生したいかなる損失についても運営者は責任を負いません。)